健康目的で走っている40代の練習記録

フルマラソンサブ30・ハーフマラソンサブ71.5・5000m15分台を目指す40代の記録

川内杯栗橋関所マラソン/強風レースの攻略

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久々の更新です。ぐんまマラソンの時にこれからは更新します!と宣言したにもかかわらず、結局更新できておらずすみませんm(_ _)m

ここまでですが、ぐんまマラソンが終わってから2-3週間ほどは休養優先期間に充当して、その後は練習を本格的に再開しました。そして昨日は川内杯栗橋関所マラソンに出走してきました。大会名どおりの川内優輝さん(およびご家族の皆さま)の名前が出ている大会ですが、利根川の河川敷の高速コースということもあって未公認の大会ではあるものの非常に強いランナーも多く出場する大会です。実は昨年もエントリーしてましたが12月に捻挫をしていてDNS。1年越しでの出場となりました。

高速コースで好タイムを出すぞと思っていましたが、当日の天気予報は大寒波の影響を受けて低温でしかも強風(泣)。しかも川沿いということで爆風になってないかとても心配しながら会場に向かいました。そもそも朝に家を出た時から冷え方がかなりでした。

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予報も厳しかったですが会場についたところ冷たい強風が吹き付け、気温も低くこの中でレースなのかと心折れそうになりました。とはいえせっかく久喜まで来たのでアップしてレースに向かいました。

さあスタートというところですがここでプラカードを見て???
第1Wのプラカードには「30分以内」
第2Wのプラカードには「35分以内」
大会要項には第1Wは30分~35分ではなかったかな?と思いつつ、今日の冷たい強風の向かい風の前半を攻めていっても何も得られないと思い、花咲徳栄高校の高校生が3'30"/kmでPMをしてくれる第2Wに入りました(花咲徳栄高校のお二方、寒い中、爆風の中ありがとうございました)。本当は川内優輝さんがいる第1Wで走ってみたかったんですけどね。スタートと同時に見えなくなりそうですが(^^;。

寒い中体を動かしながら11:00に第1Wがスタート。第2Wは11:02にスタート。PMを超えて走る人もいるかなと思いましたが1人もおらず。スタートから激しい向かい風で前に出ようという気持ちには誰もならなかったと思います。

●スタート~2k地点(3'26"-3'30")
Garminが少しずれてますが、Garmin表示でタイムは書いていきます。
スタートから2kまでは激しい向かい風の中を集団の中でポジションを安定させる段階でした。スタート前に冷え切っている上に気温が低いだけでなくて強い冷風が体に吹き付けたので体が全く温まらず。3'30"/kmで進むという精神的余裕感を持って走ってはいましたが、向かい風で負荷は増される形で。強い風で集団は縦長でしたが、花咲徳栄高校の高校生2人が2人くっついて風をブロックしてくれながら走ってくれました。ただそのブロックが無意味なほど向かい風が強く吹き付けてくる状況でした。

●2~3k地点(3'33")
集団で前に8人位見ながら走りつつ自分の後ろの足音を多く聞いてましたが、このあたりで後ろの足音が一気に減ったような気がします。もともと35分狙いのランナーには3'30"/kmで進むのは過酷過ぎるコンディションだと思いましたし、結構厳しいなあと思いながら前へ進みました。自分の前のランナーが少しずつPMから離れ始めました。

●3k~5k折り返し地点(3'38"-3'39"/前半5k 17'46")

このあたりから一気に向かい風が激しく吹くようになり、スピードを削られるように。PMの高校生2人が明らかに苦しそうになり、ペースを保てなくなってペースダウンしました。自分も向かい風で何度かよろめいて何度か右の人に腕が当たる状況に(大変失礼しました)。前半は我慢することに徹するしかないと思い、とにかく我慢してPMにつく展開。後から確認してもこの2kの心拍数が一番高かったようです。もうすぐ折り返し地点というところで、先頭集団とすれ違う。川内優輝さんと3人。その後の集団もきつそうに見えたのは前半の向かい風で酷く削られたからだと思います。折り返しのポールのところで時計をちらっと見て17'46"と確認。ここから苦手の切り替えができるか。自信はなかったのですが前を向きました。

●5k(折り返し地点)~6K(3'19")

折り返すと同時にぱーっと2人が集団から抜け出しました。それに花咲徳栄の高校生1人がついていく。自分もその3人につこうと思いましたが、一気に加速されたのでついていけず。その3人の集団の後ろで走っていると後ろから1人追いついてきたので並走していきました。最初はその方が自分の前に出ていたのですが、その後スピード出し過ぎたと思ったのか並走に。6k手前で後ろに下がっていきました。追い風を期待していたのになぜか無風(^^;。ずっと向かい風よりは良しと思って走りました。
ここではとにかく前半に削られた体力を戻しつつ失ったスピードを再度つけなおすという2頭を追う。LAPタイムを確認したときにはまずまずと思い、スピードを保てるようにフォームを時々意識しながら前を追いました。前までの距離は数十メートル。

●6k~8K(3'19"-3'19")

走っている感覚はLT走の中盤みたいな状況。このまましっかりゴールまで行ける感覚を持ちながらとにかく前を追いました。前半のロスがとても大きかったので少しでもタイムを戻したいという感覚で。8k手前になると先ほど先に出ていったうちの1人が前から落ちてきました。一時は50-60mくらい開きましたが少しずつ間隔が詰まってくるのがわかります。LAPタイムは思ったほど伸びずでしたがひとまず我慢して走り続けました。

●8k~9k(3'16")

残り2kになってさすがに上げていこうと思い、気持ちペースを上げました。とにかくスピードを保ち、そして上げることに専念。風は全く感じず無風で追い風がほしいなと思いながら走ってましたが、それでも前に進んでいる感覚はあったので自信持って走れました。すると前との距離がみるみる縮まって、一気に抜くことができました。もう一人抜きたいと思いましたが、まだ70mくらい前。前を走っている人のチームメンバーらしき人がLAPタイムを読んで「33分台が+*+><?*`」みたいに聞こえたような気がします(今思うと)。ペースを上げて行けと叫んでました。自分のLAPタイムを見て少し上がっているのを確認。ラスト上げていきたいと思いさらにペースを上げました。

●10k(ゴール)(3'00"(3'08"/km))記録34'03"(後半5k 16'17")

残り1kになってとにかく早くゴールがきてほしいと思い、ゴールが見えるところを目指して走りました。ここでメンタルの弱さ。ペースも上げているし、あとは早くこのままゴールにたどり着ければと思ってしまったところ。ここでラスト一気にスパートだと思っていれば33分台に到達していたので後から考えても大きな反省点です。残り200mくらいになって後ろから強い足音が聞こえてきたのでこれには抜かれまいと思いペースアップしてそのままゴールに飛び込みました。

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というわけで惜しくも33分台成らず。とはいえ後半上げての記録なので厳しいコンディションの中ではがんばれたかなと。

走り終わった後に年代別で3位入賞であることを知りました。コクさんにご挨拶できた後、takumiさんやYさんとCDをしつつ時間になったころに表彰式へ。賞品がすごく豪華な大会でした。このお米は久喜の青木農園さんというところのお米だそうです。久喜のブランド米でしょうか?食べるのが楽しみです(^。^)

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※表彰式の写真:takumiスポーツ(takumiさんありがとうございました)


そんな中で収穫と反省点です。
▶︎収穫
・後半の切り替えができたこと。切り替えが苦手なので。
・ここ3か月以上、BUのラストで上げた3'26"/kmという程度、そして流しくらいしかスピードを上げた練習はしてなかったのですが後半は切り替えて3'20"を切るペースを保って走れたこと

▶︎反省
・ラストスパートができなかったこと

より贅沢を言えば折り返してから最初の加速のときについていけるといいのですが、そこのスピード不足が現在はしょうがないと思ってます。ただその後しっかり切り替えてキロ20秒ほど一気に上げていけてますのでそこは素直に収穫かなと。だいたいこういう展開になると前半のペースをひきずってズルズルとペース上がらず終了というパターンが多かったのですが、しっかり切り替えられたかと思います。

一方でラストはお話にならないと思ってます。特に残り500は明らかに上げられたと思いますので、そこは我慢してあげていかないとなかなかタイムも向上していかないと思います。

なおほぼスピードを上げた練習はしてなかったのにも関わらずなぜそれを超えるスピードを保てたのかの要因は分析はできているのですが、また次回以後にします(実はこのテーマの方が人気ありますかね(⌒-⌒; ))。もちろんレースつながる練習だったからという結論になりますが。

コンディションこそ厳しかったですがとても良い練習にもなる良い大会でした。来年もぜひ参加したいと思います。

大会関係者の皆さま、大変寒い中お疲れさまでした。ありがとうございました。