健康目的で走っている40代の練習記録

フルマラソンサブ30・ハーフマラソンサブ71.5・5000m15分台を目指す40代の記録

第53回防府読売マラソン チャレンジして撃沈

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防府読売マラソン走ってきました。
結論から言うと完全に力不足でした!これの一言です。
途中から風が凄かったなどありますがその中でも走れているランナーの方はたくさんいます。素直に反省して練習内容を見返さないといけない、というよりラソンはやはり誤魔化しがきかないスポーツだなと改めて痛感したところです。
というわけで先に結果から。


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2時間42分46秒
サブ35が目標って誰が言ってましたっけ?(笑)
結局40分すら切れないという情けない結果に。終盤の差し込みで急失速してしまいました。応援ナビで追いかけてもらっていた家族、ラン仲間の皆さん、地元の方々には終盤心配をかけてしまい申し訳ないです。ただ今回はチャレンジしての結果なのでしょうがないと思ってますし、本気でレースに出ることで得られた反省点も多くあるので大本命の東京マラソンに向けてがんばりたいと思います。

▶レース戦略
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まずレースに当たって今回考えていた戦略は以下の形です。
17kまでの競技場近くの工場街の中の周回のようなコースは左右に曲がるので脚を削られないようにゆっくりめでもいいのでしっかり蓄える。脚を使わないようにする。集団の中でじっとしているようにする。
②17kを過ぎて競技場を過ぎ、防府駅に向かう陸橋のある道から勝負開始であり、最初の難所。陸橋のアップダウンとともにおそらく北風が強いはずなのでここも集団の中でできるだけ静かにしておく。
③左折して防府駅前も通る直線から25k過ぎまでは平坦の道をいくのでここは終盤に脚を残すべく集団の中で淡々と走り続ける。
④そこから植松の交差点を左折して25k過ぎの陸橋が最大の難所。ここは往路復路ともに難所になるはずなのでここで無理せず脚を使わないように注意。その後折り返しまで平坦の道を行く。
30k手前の折り返しからは向かい風があるが集団の中で風に当たらないような形で耐えていく。その後の陸橋を超えて右折してからは平坦の道を帰る。向かい風に近い横風がくると予想。
防府駅を通り過ぎて右折してからは追い風になるはず。陸橋を超えればあとは下り勾配のはずなので競技場まで粘ろう。

こんなレース戦略でした。というところで実際は以下のとおり。

▶レース内容
●スタート~5k 18'18" 

スタートロスは4秒。スタートして300mで差し込みがくるというアクシデント(笑)。実は最近日常生活でも普通に歩いていて右わき腹に差し込みのような症状が出ることがあって気になっていたのですが、いきなり棄権とかゆっくり走るのは…と思い様子を見ました。わき腹をマッサージしながらgarmin表示でのペースを3'38"-39"/kmくらいに合わせたくらいからその痛みも消えたためそのまま進みました。同じくらいのペースで進む集団があったのでその集団の後ろにつきました。直線に3km走って、左折平坦の工場街をいきます。左折右折とありましたがその曲がるまでに距離がそれなりにあるのでぐんまマラソンの工場街のように左右に振られて脚を削られるようなところではないことを確認。安心して集団の後ろでリラックスして走れました。なお差し込み対策で給水は見送り

●5k~10k 18'18"
そのまま工場街を走りながらスタート地点の方に戻り、競技場を過ぎてから左折して2周目みたいな形で走ります。早くもオーバーペース気味な人がペースを落としつつありましたが、そのたびに人を抜いて集団の中に残るようにしてました。常に集団の真ん中から後ろの方でリラックスして走ります。この周回のようなコースの間はjogの延長のような形で走り続けられました。あとから考えるとこのペースを守った方が結果として良かったのだと思います。そのあたりの判断力の無さも実力の無さの1つですね。たまに差し込みっぽい痛みがありましたがマッサージして特段問題なく。ただここも差し込み対策で給水を見送り

●10k~15k 18'08"
引き続き工場街の2周目を走る。ふと前を見ると女子の先頭がいて、テレビカメラがそれを追いかけてました。同じ集団に女子が5~6名いる中で後ろの方の女子選手のお尻ゼッケンを見ながらぼーっと走っていたら牛山さんが横走りで走られていて何かアクシデントでも起きたのかと驚きました(ご本人はハムにトラブルがとされてました。早い回復を願っております。)。そうこうしているうちにこの集団はペースが上がって前の集団に追いついてしまい、前の集団と合わせて一緒の大集団になりました。引き続き差し込み対策で給水を見送り。たまに差し込みっぽい痛みが出ます。

●15k~20k 17'59"
16kを過ぎていよいよ周回コースも終わりというところ。前の集団を淡々と吸収する集団の後ろについていきましたが、ここで気が付いたのが女子選手の1位と思われる選手の前にPMと思われる男性が。おそらくイーブンペースでいくのだろうと予想してこのままつくことにしました。きっと3'40"を少し切るくらいでいくのだろうと。この判断がまた誤りの1つであり、自分の力不足であったという反省にもなります。吸収していった集団にメタボの会でもご一緒するMさんがいて、一緒に走りました。ただ集団のペースが少し速い?という感じもしました。17kを過ぎて上り勾配に入ってそこそこ強い向かい風の中を陸橋を超えていきましたが、特段きつくもなく息切れもしないくらいなのでそのまま女子の先頭についていくことに。Garmin表示は3'34"/kmを表示してましたが、どこかで追いついた集団で休んでいこうと思いながら走ってました。給水は引き続き見送ります。

●20k~25k 18'11"
とはいえどんどんペースも上げていくのかなという感覚があったので、どうしようかと思っていたところ、ちょうど前にナガソエ練でもご一緒するOさんのいる4名の集団を発見!Oさんは事前に18分/5kmくらいでいくと話されていたので、追いついたらそこでご一緒させてもらおうと思い、ハーフ過ぎて追いついたところで女子の先頭集団を見送りました、と言いたいところですが、その集団の4名が女子の先頭につこうとしたのでペース変わらんやん!と一瞬焦りました(笑)。ただそれも速いと悟ったか見送っていただき良いペースに。ここで給水を一口取り、ジェルを食べましたが、また差し込みっぽい痛みが。何か食べると出てくるかなとも思い、その後どのように対応しようか悩みながらのレースにもなりました。レースは10名弱の集団でそのまま進みました。直線道路を先頭についていきます。

●25k~30k 18'08"
植松の交差点を左折して陸橋へ。思っていたよりも勾配があるので脚を使わないように気を付けて走りました。無事に乗り越え。その後は集団の先頭につきながら走りました。男性ランナーが先頭でしたが時々女子3位だった池本さんが先頭を引っ張って走られてました。脚に少し疲れを感じてましたが、息切れもほとんどしないくらいだったのでこのまま42kまでイーブンペースのまま走れそうかなと思いながら走りました。ただ29.5k付近の折り返しをしてからが一気に環境が変わることに。強い向かい風が走りを阻みます。またそこまで強い上り勾配ではなかったのですが、強い向かい風の中の上り勾配だったのできつく感じました。ひとまず集団の後ろで風除けしながら30kを通過。あと12kしかないと考えられ、このまま行けそうかなと思ってました。

●30k~35k 19'09"
ところが30kを過ぎるとさらに向かい風が気になるように。勾配が少しだけ強くなったのですが向かい風が強くてそれがかなり効いてくる形になりました。ひとまず集団、といってももう向かい風の中で崩れかけてましたが数名のバラけかけた集団の中で前のランナーで風除けしながら走りましたが、それでは防ぎきれないくらいの風。すでに相当に脚を削られてましたが、このまま陸橋がくるときつそうだなと思いましたが、帰り道の陸橋は行きよりも勾配が強く、ここでかなり脚を削られる形に。植松の交差点を右折して戻るところでしたが、33k過ぎてしばらくして集団につくのがきつくなり遅れる形に。ここからは粘って行こうと思いながら走りました。また右わき腹が気になります。。。ただのども乾くので給水は取らざるを得ず。

●35k~40k 24'06"
35kを過ぎると脚にきているなあと思いながらひとまず粘って最後まで走っていこうと思いながら走ってましたが、35.5kくらいで急に強くズキンと右わき腹が(>_<)。一気に差し込みがきてしまい、ここから完全に動けなくなってしまいました。ひとまず歩いたらおしまいと思い、jogペースでもいいので粘って走ることに。ここからはいかに最後まで耐え続けるかでした。本当に長かったです。途中でどんどん抜かされながら、「ファイト!」と声をかけてもらいながらの走り。もうこうなると給水とっても変わらないので給水はしっかりとって一息入れながら粘って走りました。

●40k~ゴール 10'25"
引き続き耐えながらの走り。下り勾配になって少し動きやすくなり多少jogよりペースを上げて走りました。競技場に入っ2時間40分から41分になる時計が見えたので42分台ではゴールしようと思い走りました。なんとか粘り切りゴールしました。

▶反省点
今回は反省点がたくさんあります。
・レースとしては前半の女子PMの方がイーブンでいくと思っていたのが勘違い。そこは適宜時計を見ながらもう少し自重して走ってもよかったように思います。そのペースで走っていても楽でしたがここで見えないところを含めて力を使ってしまった可能性があります。
・一言でいえば負荷慣れしてない=練習不足があったと思ってます。余裕もって練習ができているというところではいいのですが、もう少し負荷をかけるときにはかけないとと思ってます。長い距離・時間を走る練習が不足しているのはずっと書いてますが様々理由つけてできてないですし、やはりサブ35を達成するには18分/5kmで長く走れる走力をしっかり作っていくことが大切だなと思いました。そこに自信を持った上で走れれば今回の防府のレースペースでも自信もって対応できていたと思います。ここから先のシーズンでは練習会とレースを活用していきたいと思います。
・差し込み対応は別で考えてますが、走力不足からくるところが大きいです。またそれを心配していると給水も取りづらくなるので対応を考えないといけないところです。こちらは走力の向上とともに対策をとっていきたいと思います。

▶レース前後
レース前に熊本の上野塾の皆さまとご挨拶ができました。こうして繋がれるのもネット社会の恩恵でもありますが、お声がけいただき本当に感謝です。皆さん快走されてPBも出されていらっしゃってさすがの走りでした。大変お疲れ様でした。
なおあの練習内容は自分はついていけないです(笑)。

そしてレース後ですが一緒に走ったナガソエ練でご一緒している皆さんとも談笑。お互いの健闘を労いました。ちょっと気になったのが足裏に疲れがきているという声が。
・路面が硬い?
・路面がかなりボコボコしていてそれを気にしながら走らないといけなかった(道路工事の問題)。特に前半は水たまりも多かったですし。
あたりが挙がってました。

その後防府駅に送迎していただき(ありがとうございました)、ナガソエ練でご一緒している皆さんと乾杯!


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その後、後泊する方、飛行機で帰られる皆さんと別れて新幹線で帰りました。余談ですが行きも帰りも東京ー新山口間で隣が若い女性だったのですが、なぜかお二方とも忘れ物をしていきました(笑)。

ともあれ気を取り直してまた練習をがんばりたいと思います。

それではまた。