健康目的で走っている40代の練習記録

フルマラソンサブ30・ハーフマラソンサブ71.5・5000m15分台を目指す40代の記録

暑さ(夏の太陽)を警戒する理由


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また久々の更新となります。
東京も夏本番になりましたね^^;。
早朝でも29℃とか30℃とかになる状況でjogするにも厳しい環境になりました。ましてポイント練習はより負荷が高く感じます。特にペース走のような長い時間運動を継続する練習は負荷が高く感じます。効果がどれくらい上がっているかは分かりませんが、夏の練習をしていると練習やった感は大きいですね。とはいえ健康を害しては本末転倒なので注意してトレーニングを継続していきたいですね。

さて今日のテーマですが自分が「暑さ(夏の太陽)を警戒する理由」です。自分の場合はより正確に言うと夏の太陽(暑さ)を警戒する理由になります。暑くても曇っていたり、雨が降っていたり、また晴れていても夜であれば問題ないので、夏の暑さとというよりむしろ夏の太陽の方かもしれません。ただそこには気温も関わりますのでこのようなタイトルで書いていきます。この太陽がなかなか鬼門でおそらくは頭、特に後頭部に直射日光を受けることで影響が出やすいです。したがって特に夏は野球のキャッチャーのように帽子のツバを後ろにする被り方で走るようにして後頭部に直射日光を受けないようにしてます。時々普通に被ってしまうと走れる範囲がやはり狭まっています。かつての日射病防止に近い話でしょうか。昔は強い太陽光線を受けてもなんてことなかったですが、最近は太陽光線が強いのか走っていると影響が強いです。

特に都内(都心部または都心部に近いエリア)はヒートアイランドで公式の気温以上に厳しいですよね。時々ニュースの天気予報で街中で気温測ったりしてますが、アスファルトの上は朝から40℃台だったりもします。地方都市などに行って帰ってくる人と話すと現地は気温が高くて暑いけど過ごしやすい、東京に帰ってきてからはそれより低い気温でもとても厳しい、なんて話はあるあるかと。百葉箱により近い環境の場所で過ごせる地方と、アスファルトやコンクリートにとても広く囲まれた都市部の差はかなり大きそうです。

そんなこともあり危ないなあと思う前に練習を切り上げるようにしてます。自分の場合夏の太陽を浴びる場合、過去の経験上、最高気温が連日35℃くらいになっている中で、概ね28℃を超えてくると厳しくなって29℃を超えてくると日によってはかなり厳しいので、練習もギリギリラインでも29℃までを目安にしてます。29℃の時は日陰の多いところを走る、jogなどにする、jogの時もコンビニや自動販売機が多い街中の道を走り続ける、いざとなったら避難する、ということを心掛けてます。ランナーは鍛えているから暑さにも強いとは日常生活ではそうかもしれませんが、トレーニングの上では違うかと。ここは気をつけて走るようにしてます。

◆暑さ(夏の太陽)を気をつけている別の理由
上記のように気をつけているのを、警戒しすぎではないですか?と思われる方もいると思いますが、理由としては実は実際に夏の大会に出て、ゴールしたあと体調が悪くなって救急搬送された経験があるからでもあります。2018年の8月の下旬に荒川で行われたレースなのですが、35~6℃の中を10~11時頃5kのレースを走ってそのあと病院へ救急車で運ばれるという(-。-;。完全に暑さ、そして夏の太陽を舐め切っていたと思うんですよね。幸い、救急車の中で冷房で冷やされたことで元気になり、あまりに元気だったので、病院に運ばれた後に「ベンチに座ってしばらく待っていてください」と言われて、目の前をもっと救急の人がたくさん次から次に運ばれていくのを見てました。その日は熱中症系が多かったですね。

その時に自己嫌悪にもなったのですが、救急隊員の皆さん、本当大変そうでした。運んでくれた隊員さんから元気になってよかったねと声をかけていただきましたが、点滴うけるまでに自分以外に3-4回搬送してました。そんな日の中で自分の油断で、仕事増やしてしまったというわけです(・_・;

ランニングやっているとある意味鈍感になるかもしれませんが、以下の2つの文章を並べるとどう見えるでしょうか?

●真冬に天候が悪くなると予報がでている雪山に登山に出て、結果、遭難して警察等が捜索している

●真夏に酷暑で炎天下になる予報が出ている日の昼間の炎天下に走って、結果、救急車を呼んで運ばれる

上記の2つに差は無いような気がしてます。
大丈夫だろうと思って行動するわけですが、あまり油断するとこういうことにもなりかねない話です。雪山登山をしない市民ランナーからすると、ニュースを見て、何でそんな吹雪になるような時に登山してまた遭難するのか、と思う人も多いと思いますが、逆にランニングしない雪山登山好きの人からは、何でそんな危ない炎天下にわざわざ走りにいって搬送されてるの、とニュースを見て思っているのではないかと。つまり結果的にやっていることは一緒と思ってます。

◆自己管理を大切に
暑さや直射日光に対する強さは個人差が大きいので強い人はしっかり走っても大丈夫と思いますので油断だけはせずに走られてほしいと思います。ただそうではない自分は注意かなと強く思っているところです。したがって夏期間は多少練習強度は落ちても、朝しか練習できない時期は気をつけて走るようにしてます。走る時も避難できる場所が多めのところを周回したりしますし、夜走れる時に負荷を高めればよいかなと。時間とれれば夜優先にしてます。夏にあまり遠出するような練習をしない理由はこちらで、するとしてもできるだけ安全めに対応するように考えています。

今はだいたい9月上旬くらいまで夏気候になりがちですが、気をつけながら楽しく走ることを継続していきたいですね。もともと自分は走る上で人の何倍も暑さに弱いので自分ほど警戒しなくても良い方の方が多いと思いますが、くれぐれも過信せずランニングをしていただければと思っています。ただ気を付けても最後は体調などによってどうしてもやむを得ないこともあるかと思いますが、それはしょうがない話ですので危ないと思ったら素早い対処ができるようにしたいところですね。

それではまた。